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初めての方でも始めやすいリゾケア直播。多くのご来場者が「農業Week」でリアルに体感。

ニュース
2021/11/05
RISOCAREブース@第11回農業Week

日本最大級の農業・畜産の総合展である「第11回 農業Week」が、徹底したコロナ対策のもと、2021年10月13日(水)~15日(金)の3日間にわたり千葉県の幕張メッセで開催。同時開催された「国際ガーデンEXPO」「ツールジャパン」と合わせ、3日間で2万7千人以上の来場者でにぎわいを見せました。

シンジェンタでは水稲湛水直播向けソリューション『RISOCAREⓇ(リゾケア)』のブースを出展。多くの方にご来場いただき、RISOCAREの第一弾製品であるコーティング処理済み種子「リゾケアⓇXL」の実物などをご覧いただきました。盛況裏に終了した本展示会の模様をレポートします。

 

RISOCAREのテーマの1つ「持続可能な米づくり・稲作経営」を柱にした展示


『RISOCARE』ブースのテーマの1つは、「持続可能な新しい米づくり」。持続可能な米づくりの背景にある「省力化と安定」というキーワードを意識し、RISOCAREがどのように稲作経営に貢献するか、RISOCAREを活用した湛水直播栽培の必要性やメリットを体感していただける展示・セミナーを実施いたしました。

ブースでは3つの展示コーナーを設置。直播の課題である苗立ちの不安定さを、リゾケアXLがいかに克服しようとしているかを解説するコーナーがあり、リゾケアXLの「酸素供給作用」や「苗腐病・初期害虫防除効果」による苗立ちの安定化の秘密を、動画やリゾケアXL種子の実物、そして、実際にリゾケアXL種子を直播して2葉期程度に成長したイネとともに、分かりやすく説明いたしました。

【リゾケアXL種子と点播によるリゾケア直播を再現した水槽と酸素供給剤オクソスDSの動画】

リゾケアXL種子と点播によるリゾケア直播を再現した水槽と酸素供給剤オクソスDSの動画

また、移植栽培・従来の直播・リゾケア直播との比較コーナーでは、苗運びなどの重労働の解消にフォーカスし、5a相当の栽培面積で比較した育苗箱10箱(約60kg)とリゾケアXL種子(約2kg)の重量の違いを体感できるように展示され、改めて来場者に身体的負荷の軽減の必要性を体験いただきました。

【5aあたりの育苗箱・約60kg(手前)とリゾケアXL種子・約2kg(奥)の重量比較)】

5aあたりの育苗箱・約60kg(手前)とリゾケアXL種子・約2kg(奥)の重量比較

さらに、リゾケアXLの多彩な播種方法を紹介するコーナーでは、乗用播種用直播機「鉄まきちゃん」による播種を実演。来場者の皆さまには、リゾケアXL種子による湛水直播栽培をよりリアルに感じていただけたと思います。

【鉄まきちゃんをつかったリゾケアXLの播種実演とリゾケアXL種子の袋】

鉄まきちゃんをつかったリゾケアXLの播種実演とリゾケアXL種子の袋

 

RISOCAREの播種事例をセミナーで紹介、DJI社もドローン播種を語る。


ブース内においては、午前の部・午後の部の2回、セミナーを実施しました。初日の13日にはDJI JAPAN株式会社(以下、DJI)農業ドローン推進部マネージャーの岡田善樹さんをゲストにお招きし、リゾケアXL種子による直播栽培のメリットやドローン播種の事例について紹介。立ち見であったにもかかわらず、大勢の方々が最後まで熱心に話を聞かれていらっしゃいました。

本セミナーではまず、リゾケア直播の特徴や従来直播と違う水管理におけるメリットについて紹介しました。さらに、2021年に5月に福島県喜多方市の圃場で実施された「リゾケアXLのドローン播種デモンストレーション」の事例を紹介。播種当日における土壌の硬さの目安についてや、播種約1ヵ月後の安定した苗立ちの様子、播種約2ヵ月後の良好な生育状況について紹介。播種約2ヵ月後では、乗用播種機の点播と変わらない生育状況を写真で紹介しました。(詳しいレポートはコチラ

【セミナーはRISOCARE事業部 プロダクトマネージャーの大泉充代が司会進行を担当】

RISOCAREブース内セミナー 第11回農業Week  

 

播種に使用したDJI製のドローンAGRAS T20について、同社の岡田さんからは、「農薬の散布もそうですが、ドローンでの播種は飛行する速度、高さ、直進性といった要素が重要です。弊社のAGRAS T20では、設定した速度や高さで直進飛行をキープするM+モードが装備されているので、初心者の方でも安心してドローン播種することができます」と説明があり、参考にされた来場者も多かったはずです。

 

【セミナーで紹介したリゾケアXLをドローン播種して約2か月後の様子】

リゾケアXLをドローン播種して約2か月後の様子

 

作業時間が大幅短縮。粉立ちが少ないリゾケアXLなら、ドローンとも好相性


また、岡田さんはセミナーの中で、生産者の方の立場になってリゾケアXLのドローン播種についてのメリットを次のように話されていました。「細かい設定値に関してはリゾケアXLのドローン播種マニュアル通りに実施すればOKなので、初心者の方でも迷うことがありません。」(リゾケアドローン播種マニュアルはコチラ

つづけて、「生産者の方にとって一番大きいメリットは作業時間の短縮なのではないでしょうか。実際の圃場でリゾケアXLのドローン播種作業をしていると、間違いなく乗用の播種機よりも早く作業が終了します。条件によっても多少異なりますが、乗用播種機のおよそ3分の1程度で完了するぐらいの作業時間なので、リゾケアXLとドローン播種を組み合わせることで、より大きな省力化が生まれるはずです。」

【セミナーゲストのDJI JAPAN(株)岡田善樹さんからは、実際のドローン播種の現場の声が報告された】

ドローンを使ったリゾケアXLの直播を語るDJI JAPAN株式会社の岡田氏

さらに、「リゾケアXLの種子は、充填するときに粉立ちが少ないので充填作業がしやすいんです。散布装置内での目詰まりを起こしにくいので、清掃もしやすくなる。直播のコーティング種子としては非常に扱いやすいという印象ですね」とのこと。

岡田さんからは今後の取り組みについて「ドローンの使える場面が広がるという意味で、ドローンで播種もできるのは我々にとってもうれしいことです。今後もシンジェンタさんと共同で、ドローンとリゾケアXLの推進に努めることで直播水稲の普及のお手伝いをさせていただければと思います」とコメントいただきました。

 

規模拡大に貢献するRISOCAREの可能性


『RISOCARE』ブースには、開催3日間を通じて大勢の農業関係者の方々が来場。ドローンを使い播種ができるという点なども含めて、RISOCAREの可能性について、多くのご来場者が関心をお持ちのご様子で、『周辺の生産者から田んぼを任されて、面積は増えていくけど育苗ハウスは新設できないので、こうした技術は本当に期待できる』、『将来的には直播も取り入れて、今よりも規模拡大していきたい』といった声が聞かれました。

今回の展示会が、生産者の方はもとより行政や流通関連 のご来場者の皆様にとって、持続可能な米づくりの実現に向けた解決策の1つとしての直播栽培、そして、『RISOCARE』の可能性について体感してただく機会となったのではないでしょうか。

RISOCARE(リゾケア)ブースのロゴ 第11回農業Week