技術・営農情報

リゾケアXLを乾田に播種し、入水。酸素供給剤がコーティングされているので発芽不良もなく、きれいに出芽しました。

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 山中哲大さんは、2010年に35歳で就農されました。当時の経営は50a程度でしたが、地域の過疎化と離農が進んだことで年々耕地面積が増え、2020年に法人化。2025年には116haまで拡大し、稲のほか麦、大豆、そばなどの輪作体系で年間を通して栽培する土地利用型農業を行っています。

 

 

リゾケアXLの種子をドリルシーダーで乾田に播種


 山中哲大さんは、2010年に35歳で就農されました。当時の経営は50a程度でしたが、地域の過疎化と離農が進んだことで年々耕地面積が増え、2020年に法人化。2025年には116haまで拡大し、稲のほか麦、大豆、そばなどの輪作体系で年間を通して栽培する土地利用型農業を行っています。  

 このうち水稲は約32haで、手掛ける品種は、彩のきずな、にじのきらめき、にこまるなど。埼玉県は夏場に高温になるため、高温耐性がある多収米を選定して栽培しています。  

 2025年は、約7haでリゾケアXLを新規導入いただきました。品種は彩のきずなです。これまでも乾田直播に取り組んできたことから、リゾケアXLは乾田に播種し、直後に入水するという方法で使用いただきました。  

 「麦やそばでも使うドリルシーダーで播種をし、すぐに入水しました。通常の乾田直播は、田面が低いところやトラクターのタイヤの跡など、水が溜まりやすい場所では発芽不良を起こしてしまいます。でもリゾケアは、酸素供給剤がコーティングされていますので、多少、水没してしまったような場所でも、きれいに出芽しました」

山中農産様 リゾケア圃場
【山中さんのリゾケアXL圃場】

 

手持ちの機械を使えるのもメリット


 山中さんは直播水稲のメリットに、育苗と田植えの労力軽減をあげます。
 

「特に田植機に苗箱を運ぶ作業は重労働なので、これがなくなることは大きなメリットでした。また、播種に使ったドリルシーダーは麦やそばにも使える汎用性があり、新たに機械を購入する必要がないことも助かっています」。

 今後は地域の雇用を増やすことと、さらに土地を集約して移動距離の短い効率的な農業経営をしていきたいと話します。 

「現在も作付面積の約8割は地域内で、残りの2割も車で10分以内のところにあります。今後も面積が増えていくと思いますので、効率化を図ることが必須。圃場の集約を進め、足下をしっかり固めて経営をしていきます」。    

 雑草管理では自己拡散性除草剤の水口施用をいち早く取り入れるなど、効率的な水稲栽培に注力する山中さん。ウツベシMXエアー粒剤が上市されたことで次年度の栽培に活用したいと期待されていました。これからも担い手として地域の農業を牽引していくことでしょう。

 

山中さんのリゾケア圃場の防除スケジュール

 

 

 

 

 

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埼玉県加須市(株)山中農産 代表取締役

山中哲大さん

脱サラ後、2010年に奥様の実家を継ぐ形で就農。2025年は水稲32ha、麦
48ha、そば3ha、だいず16ha(うち3haは種子用だいず)、子実とうもろこし
16ha、ブロッコリー1haを栽培

 

 

 

※掲載内容は取材当時のものです。

 ※記事に登場する人物の、製品に関するコメントは個人の感想です。